多摩川野焼き土器作り大会



<第2日目>

粘土づくり

今日は粘土づくりです。
造り方についての説明、水を入れ過ぎないようにとの注意を受けます。硬い粘土は水を加えられますが水を入れすぎたら、硬くするのはたいへんです。
自宅でサラサラにした土に水を加え粘土状にします。水を入れ過ぎないようにこのような小さなコップで少しずつ加えます。
土だけではやはりボソボソなのでつなぎとしてセラミドを少しまぜます。
適当な硬さになったらこのように小さくわけてセラミドを混ぜていきます。
一つ一つの塊を十分練ります。
私達初心者は大きな塊で練ることができないので、こうして小分けして十分に練っていきます。
粘土をこねる作業というのは子供時代を思い出し嬉しくなります。
そしてそれぞれの塊を十分に練ったらこうして最後に全部を合わせてひとつの塊にします。
床の上にドンドンたたきつけてここでも十分に練ります。
体力のいる作業ですが、人はこうして土をいじっているとなんでこんなに楽しい気持ちになるのでしょう。
古代人から受け継がれたDNAにインプットされているのでしょうか(^^)
はい、こんなにきれいな粘土が完成しました。
市販の粘土をこねて陶器をつくるよりも、こうして一つ一つの工程を経て物を造っていく作業は、ずっと楽しみがあります。
これを水分が飛ばないようにしっかりビニール袋に入れて2週間ねかします。
次回はこれで器を造ります。