Apartment TOKU 新築工事


工事経過 7

2003.05.01


塔屋の鉄骨部分も断熱材が張られました。
断熱材の周囲、開口部まわりはすべてメッシュを巻き込みます。

外断熱との取り合い部分を調整しながら屋上のアスファルト防水工事が進められています。

内部ではほぼ設備配管が終わり、給水管に圧をかけ漏水がないかチェックをします。(下写真)
その後、床の大工工事が終わるまで、このように圧をかけ続けます。万一釘で配管を打ち抜いてしまった時は、圧が一気に下がりますので、確認できます。
2003.05.08
屋上ではパラペットの笠木の取り付け作業です。
塔屋のサッシの水切りとの取り合いが難しく、職人さんにいろいろ工夫をしてもらい、きれいに納まりました。


今回採用した外断熱の方法は、コンクリートの上に断熱材を貼る方法です。

断熱材、ベースコート、トップコート全てに透湿性がある材料を使用しているので、このように空気層をとらずコンクリートに直に断熱材を貼ることが出来ます。
しかし、断熱材は柔らかいので、メッシュを全面に貼り表面を強化します。

以下は断熱材を貼り終えた後の、下地処理の作業工程です。
乾かないうちに行わないといけない為、次々に段取り良く作業が進みます。

1.周囲をメッシュで補強した断熱材に、
ベースコートを塗ります。

2.その後、全面メッシュを張ります。
青く見えているのが補強メッシュです。

3.メッシュの上からもう一度ベースコートで塗り固めます。これで塗り下地は完成です。

2003.05.13 内部では3階まで木工事が進んできました。

1階では鉄骨階段が搬入されました。
狭い廊下を通って搬入する為、人力で階段を運びました。重たい階段を人力で搬入するのは、とてもたいへんな作業です。ご苦労さまですm(. .)m


2003.05.14 1、2階の賃貸部分はフローリングが貼られています。
無垢のナラ材です。(左写真)
コンクリート打ち放し壁に自然材料が対比して、なかなか良い感じに仕上がってきました(^^)


上の写真は外断熱の最終仕上げの作業です。

この部分は櫛引仕上げを行っているところです。
一番上に糸を張り、水平を出していますが後は職人さんの腕にかかっています。

定規で引いたように、きれい過ぎても面白くありませんし、水平がまがっていてはいただけません。
緊張する作業です。

仕上げに使ったコテ3種類です。

一番右が金ゴテ、中央が樹脂製のコテです。
金ゴテでトップコートを仕上げた後、樹脂製のコテで、まんべんなく表面を刷り合わせていくと、骨材が表面に現われてきて、サンドブラスト状の仕上げになります。

櫛引部分は一番左の、のこぎりのようなギザギザのコテで模様をつけていきます。いずれの仕上げも、職人さんの腕にかかっています。
2003.05.15 外壁が完了しましたので、共用部の床のタイル貼が始まりました。
2003.05.17 階段と2階共用部の床は墨モルタル使います。
階段の段鼻タイルが貼られましたので、踏面部分に墨モルタルを入れます。モルタルを打つ前に段をきれいに掃除します。(左写真)

上の写真は墨モルタルの見本です。モルタルにどれくらい墨を入れたら良いか、事前に見本をつくってもらいました。

墨モルタルを打つ前に、コンクリートスラブにモルタルがしっかり付くように下地処理をしています。
2003.05.22


賃貸住居部分は床のフローリング貼が終わり、傷をつけられないように、すぐに養生をします。
天井はペンキ仕上げの為、ボード貼りの後、下地処理までが完了です。

室内はまだこのような状況ですが、早くも入居希望者の申込みが入ってきています。
入居募集は順調な滑り出しです(^^)

3階オーナー邸も壁、天井の下地が組まれました。
竣工まで残り1ヶ月あまりとなりました。

2003.05.29 手摺の穴あきブロックを積み始めました。
100角の小さなブロックなので、たいへん手間がかかります。
賃貸住居はコンクリート打ち放し仕上げです。
窓枠や壁にはコンクリートの冷たさを和らげる為、木を使っています。
2003.05.31 穴あきブロックが積みあがりました。
手間はかかりましたが、とても良い感じに仕上がりました。


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