Apartment TOKU 新築工事


着工までの経緯


経過
2001.07.12 ホームページをご覧いただき、初めてRTさんからメイルをいただいたのは2001年7月のことです。
ご自宅建替えのご相談でした。都内のたいへん立地の良い敷地で、現在はRTさんの御両親がお二人でお住まいです。集合住宅についての話をお聞きになりたいとのことで、お会いすることになりました。
2001.07.20 敷地を拝見方々ご両親がお住まいのお宅へお伺いいたしました。RTさんのご両親=HTさんご夫妻、RTさんご夫妻、そしてかわいいお子さんN子ちゃんと初めてお会いしました。メイルでのやりとりから感じられたお人柄がお会いしてもその通りでした。家づくりについての情熱、こだわりを強く感じられる一方、先入観のない広い視野をもったお客様でした。
当初は2世帯住宅でご検討されていたそうですが、近隣商業という立地から考えて、2世帯住宅+賃貸住宅に方針変更を検討されていました。
どれくらいのものが建てられるか、まずはたたき台のプランをおつくりすることになりました。
RTさんからは家づくりのご要望について、かなり細かい内容が書かれたご要望書をいただきました。
2001.09.01 設計コンセプト、基本設計案、収支計画を提出いたしました。
この計画のコンセプト、当事務所のいままでの設計物件、現在の賃貸住宅の状況などについてお話させていただきました。
2001.09.23 実際の設計物件をご覧になりたいとのご連絡をいただき、都内の物件を3棟ご案内致しました。
また、マンション管理について、ご案内した建物の管理をお願いしている管理会社に立ち寄り、実際に管理についての話を聞いていただきました。
2001.11.29 資金計画についてのご相談があり、最近のマンション建設の為の公庫、銀行の融資状況をお話いたしました。
2002.01.18 設計の条件としてRTさんからご要望のあった外断熱について、いろいろ検討をしました。その中で予算として実現の可能性がある工法を絞っていきました。
いろいろ検討した結果、採用できそうな工法があり問い合わせたところ、工事途中を見学させていただけるとの返事をいただき、RTさんをお誘いし一緒に見学に行きました。
2002.02.16 他社にもいろいろご相談をされたそうですが、ご家族のご意見が一致されたようで、設計のご依頼をいただき仮契約を結ばせていただきました
2002.03.05
HTさん、RTさんで融資先をいろいろあたり良い感触を得た銀行と、当方で相談した銀行の中で今回の計画に興味を示してくれた銀行2行ににしぼり、融資の交渉に入りました。
2002.03.12 HTさんからお持ちの家具寸法のリスト、プランに対するご要望がA4×3枚Faxで届きました。
続いてRTさんからはメイルでデジカメ写真つきの家具リストが届きました。
書類やメイルでいただけるのは間違いがないので、ありがたいです。
2002.03.23 税理士さんに税金関係についてご相談をしました。
親子で建設する場合、名義をどちらにするかなど、税金上のことで気をつけなければならない点が多々あります。借り入れをどちらの名義で行うかにより、税金が大きく変わることがあります。
これは各々の方の立場により一概にどちらが良いとは言えません。いつも相談にのっていただいている貝沼先生にご相談に行きました。
2002.05 外断熱についての検討をおこないました。
HTさんは本で調べられたり外断熱の建物を見学をされ、RTさんはネットでいろいろ調べられました。
当方でも初めての工法なので、いろいろな工法を各社検討しました。
RC造外断熱の施工例は首都圏ではまだ数えるほどしかありません。経年のことを考えると採用を踏み切るのに何か決定的なものが欲しいです。
現時点で、最良のものを皆で検討していきました。
2002.05.22 交渉していた銀行から融資内諾の電話をいただきました。
やきもきしていた一同、皆ほっとしました。
2002.06.11 銀行に出向き今後の話をしました。
計画が確実となりましたので、HTさん、RTさんと正式に設計契約を結んでいただき、本格的に実施設計をスタートしました。
初めてRTさんからご相談をいただいてから、本格的にスタートするまでちょうど1年の時間が過ぎました。
余談(^^) RTさん家族、当方ともサッカー大好き人間です。残念ながら応援するチームは同じではありませんが、、、
RTさんから「ネットでW杯宮城戦のチケットがとれました」との連絡。いいなぁ〜
しかし、、、アクセスの悪いスタジアムの上、、、結果は、、、残念でした(T_T)
2002.07.14 休日、インテリアショップめぐりをしてこられたRTさんから、好きな家具類の写真をいただきました。
趣向はアジアンテイストかな?
2002.07.31 建設会社3社に見積を依頼をしました。2001年7月のことです。
2002.08.08 見積を依頼している間に、カタログで決めていただいていたものを、実際ショールームで確認していただきました。
設計期間中に見ていただくことができれば一番良いのですが、スケジュールがタイトな場合、なかなか時間がとれません。そのようなわけで見積期間中に確認していただくことが多いです。
この期間中であれば仕様を変更し見積に盛り込んでもらうこともできます。
2002.08.26 紆余曲折、毎度のことながら役所とはいろいろ議論を重ね、納得できない部分もありましたが無事確認通知がおりました。
お盆休みがあったにもかかわらず、担当者が柔軟に対応してくださり1ヶ月でおりました。
見積もお盆をはさむ厳しいスケジュールにもかかわらず、各社努力してくださり無事あがってきました。
2002.08.29 上がってきた見積は、微かな期待はあっけなく吹っ飛び、予想通り?各社共予算オーバーです(>_<)
さて、どうしたら予算内に納めることができるだろうか、、、
各社の見積書をそれぞれの項目に分け、構造事務所、設備事務所、電気事務所に送り、各々設計図通り見積されているか検討してもらいます
2002.09.07 再検討後なんとか予算内におさまり建設会社を決定しました。
金額的なものはやはり大きいですが、そればかりではなく今回の計画において、コンセプトを理解し協力していただけるかどうかの観点も含め、建設会社さんを選択いたしました。
2002.09.11 HTさん・RTさんと建設会社で無事請負契約を結びました。
2003.09.13 銀行に正式な融資申し込みを行いました。
銀行は建設会社との請負契約書を添付しませんと、正式な融資申込みを受付してくれません。
これは、設計事務所に頼むお客様にとっては大きなリスクとなります。

ハウスメーカーや設計施工の業者さんに頼む場合は、すぐに請負契約を結べるので、即銀行へ申込みを行えます。業者さんは銀行の返事を待ってから、実際の作業を進めることができます。
しかし、設計事務所に頼む場合は、全て設計が終わり初めて施工業者さんに見積依頼します。その後請負金額が決まり、お客様は建設会社さんと請負契約を結びます。
この段階で初めて正式に融資申込みができます。
もし、、、この段階で融資を断られたら計画は進められない、、、払ってしまった設計料は?という心配があります。

そのようなわけで、内諾を事前にいただくなど融資先との折衝は慎重に行う必要があります。
2002.10.03 内諾はいただいていますが念の為、銀行からの正式な返事を待ち解体工事に着手いたしましょう、と予定を組みました。
予定の期日より1週間以上余裕を見ての工程でしたが、銀行からの返事は解体工事予定の日が来ても一向に来ません、、、。

お客様、建設会社、皆でやきもきしているにもかかわらず、銀行からは事務的な返事を丁寧な言葉づかいでしてくるばかりです。
個人のお客様にとりましては大きな事業です。「もう少しお客様の立場になって考えていただきたい!」と思わず大銀行さんに向かって文句を言ってしまいました。

返事がいただけたのは、2日間予定を延ばし明日から着手という日の夜10時のことでした。
あ〜 ギリギリセーフ。明日から安心して着工できます。ホッ

準備が整い、いよいよ解体工事着手です

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